3/12(木)念には念を入れる

【感想】

 

よく準備8割実践2割という言葉を聞くと思います。成功するかどうかの80%は準備で決まると言う意味です。

私たちは大人になるにつれて準備と言うものに時間をかけなくなってしまっているのではないでしょうか。営業職の方はクライアントやお客様に会う前にきっちりシミュレーションをしていますか?

最初の内はロープレや先輩への同行で確認作業を行っているかと思いますが、月日が経ち実績がついてくると、ある程度自分の型が決まってきて、いくつかのパターンを組み合わせてアプローチするようになってきてしまいます。

それが全部悪いというわけではありません。自分の強みを見つけて、それを武器にして営業することはとても大切です。しかし今時代の流れは目まぐるしいうえに、人々の生き方も多様化しています。そのため型にはまった営業が通用しない状況は必ず来ます。

自分自身も時代に合わせて変化していく必要があります。人生は一生勉強です。自分の状況に甘んずることなく、常にストイックに変化を求めたいものです。

3/11(水)これからやるべきこと

【感想】

 

東日本大震災の日、みなさんはどのように過ごしていましたか?会社で仕事をしていた方、休日だった方、まだ学生であった方様々かと思います。

あの痛ましい体験は絶対忘れてはいけない・伝え続けなければならないものです。たくさんの犠牲になった方々・最愛の人と突然の別れを余儀なくされた方々。到底私の言葉では言い表すことができません。

たくさんの悲しみの中で、それでも私たちは何とかして生きていかなければなりません。自然災害はなんの前触れもなく突然やってきます。

準備はしてもしきれるものではありません。だからこそ、今できる精いっぱいの準備をしておかねばならないと強く思いました。

3/10(火)名奉行の決め台詞

【感想】

 

あなたは失敗体験を持っていますか?と聞かれて「NO」と答える人はいないはずです。誰もが人生において挫折や思い出したくもない失敗体験を持っています。

しかしその失敗体験を分析・考察することなく、二度と思い出したくもない記憶として心の片隅にしまってはいないでしょうか。たまに夢に出てきて、嫌な夢だったなーと思って、忘れたふりをする。みなさん経験あることと思います。

なぜ忘れたい記憶となってしまうかと言うと、自分の心の中で、整理がついていない状態で蓋をしてしまっているからなのです。「この失敗から学べるものはすべて吸い尽くした」と言えるでしょうか。

例えば仮に仕事で凡ミスをして、同僚に迷惑をかけてしまったとします。それを「注意不足だ」ということだけで片付けてしまっていませんか? 底の底にある核心までしっかり自分に問いただしてみましょう。

なぜ注意不足だったのかを考えてみると、寝不足だった。次になぜ寝不足だったのかを自分に問いかけます。気がかりだったことがあったから→妻とけんかをしてしまったから→仕事から帰ってきたら部屋が汚かったので、つい怒ってしまった→妻も忙しかった→家事は全て妻任せにしていた→妻も不満がたまっていた→夫婦間でしっかりと話し合いがなされていなかった と。次々事象がでています。

結果的に注意不足でミスをした原因は夫婦間のトラブルが原因という結果が出ました。あらゆる事象の積み重ねが凡ミスという結果を生み出していたことがわかります。

その過程の中で1つでもその要因がなければ、凡ミスという結果は出なかったわけです。失敗したことをこれ程までに分析できていれば、忘れたい記憶とはならないでしょう。

kai失敗から学べる事は山ほどあるのです。

3/9(月)双方向の視点

【感想】

 

仕事ができる・営業で常にトップでいる人は「聞き上手」とよく言います。営業職の人は特に「あなたが担当してくれたから購入を決めた」とお客様から言われることが多いのではないでしょうか。逆もしかり「前の担当の〇〇さんがいたから、契約していたけれど、辞めてしまったのならこれを機会にやめます」これもよくある話です。

ビジネスは人の感情によって大きく左右されるものです。だからこそ繊細であり、移り変わっていくスピードについていけなければすぐに置いて行かれてしまいます。

自分が話をしている時に、相手が話したそうな雰囲気を醸し出していないか、遮っていないかをきちんと確認するようにしましょう。言葉でいうのは簡単ですが、この間を判断するのは本当に難しいことです。まずはとんとん拍子で契約につながるお客様は、自分と合う人だったのでしょう。それを踏まえて、契約に至ったお客様の特徴を紙に書いてみましょう。何か共通点が見えてくるはずです。次に接客時にそのようなタイプのお客様を見逃さないようにしましょう。するとだんだんストライクゾーンが見えてくるはずです。あとは自分のストライクゾーンを大きくしていく作業をしていけば、自然と契約件数も伸びてくるのではないでしょうか。そしていつの間にか「聞き上手」になった自分に気づく時が来るはずです。

3/5(木)周囲の支え

【感想】

 

入社歴も長くなり、後輩を指導することも多くなってきました。
みなさんの中には後輩に仕事を任せるとミスをするから、自分で全部やった方が良いと思っている人はいないでしょうか? かつて私もその考えでした。

後輩に仕事を振ると必ずチェックが必要になります。やり直し箇所を指摘して、直されたものをまた目を通して、またやり直し箇所を指摘する。この繰り返しがだんだんと億劫になり、こんな時間と労力がかかるのだったら、多少自分の負担が大きくなっても自分が全部やった方が良いのではないかと思ってしまいます。

そして後輩に仕事を任せることをしなくなってしまい、連携が取れない職場になっていってしまいます。後輩を育てないということは、自分の首を自分で閉めている行為です。連携無くして、良い仕事はできません。それ以上に一人で仕事をすることはできません。

後々昇進をお考えの方でしたら、後輩がついてこなかったらどうなるのか容易に想像つくはずです。

思い切って後輩や部下に仕事を任せてみるのは、不安もありますが、成長のために必ずやらなければいけないことです。自信をもって任せてみましょう

3/4(水)名を高める

【感想】

 

小学校の頃両親に自分の名前の由来を聞いてみる宿題があったかと思います。由来はみなそれぞれですが、「こんな子に育ってほしい」という願いが込められているということは共通でしょう。

皆さんが勤めている会社名の由来や商品名の由来は知っていますか。入社時の説明会にはあったけれど、うる覚えの人もいるのではないでしょうか。社名には社長の願いが込められています。

例えばスタジオジブリジブリサハラ砂漠に吹く熱風を意味するイタリア語の「ghibli」からきており、日本のアニメーション界に「熱風」を起こそう」と言う意味が込められています。その名の通り世界中の人たちを熱狂させるアニメを作り出しています。

シューズ業界の巨匠アシックスは古代ローマの作家ユウェナリスが唱えた「健全なる精神は健全なる身体にこそ宿るべし(MensSanainCorporeSano)」という言葉から来ています。

この「Mens」(才知、精神)を「Anima」(生命)に置き換え、「AnimaSanainCorporeSano」の各文字の頭文字ASICSを並べて「ASICS」としたそうです。

この通り社名には社長の目指す道が記されています。今一度社名の由来を確認して、初心に返って仕事に臨みたいものです。

3/3(火)水に流す

【感想】

 

数年前に「鈍感力」という本が出版され社会現象になったのは記憶に新しいでしょう。鈍感力とは感性が鈍いことを表し、人から言われたをすぐに忘れて立ち直りが早かったり、物事を前向きに捉え、あまりくよくよしなかったりする力のことを言います。ストレスが多い社会の中で、潰されずに生きていくための必須能力と言ってもいいでしょう。この鈍感力を身につけると自分自身の気持ちを楽にするだけでなく、相手を許すこともできるようになります。今日のテーマである「サッと気持ちを切り替える心の柔軟さを身につける」方法はまずは自分の気持ちを第一に考えることです。苦痛に感じたことがあったら、それは脳が危険信号を発しているんだと受け止め、回避する道へシフトチェンジしましょう。例えばこの仕事はどうしても自分だけの力では上手くできないと思ったとき「自分の能力不足だ」と自分を責めてしまう心が出てきますが、【この仕事は自分向きの仕事ではない】とポジティブにとらえ、先輩や部下に相談をして解決方法を模索していきましょう。苦手なことやできないことは自分自身で解決しようと思わずに、頼れる人にお願いしてみることでそれに費やす時間を削り、代わりに自分にしかできないことを探しましょう。それを積み重ねることにより、実績も上がり、自分自身の価値が高まります。

人は機械ではないので、いきなり気持ちを切り替えることはできません。まずは行動することこそが一番大切なのです。