2/22(土)「ありがとう」の一言

【感想】

子供の頃はご飯を食べる前は「いだだきます」食べ終わった後は「ごちそうさまでした」 朝人とすれ違ったら「おはようございます」を誰しも自然に何のためらいもなく言えていました。大人になるにつれてその姿勢が失われていった人がほとんどではないでしょうか。また心のどこかで「恥ずかしい」と思っている人もいるのではないでしょうか。

社会に出れば、いつも電話や、メールだけで一度も顔を合わせてことがないクライアントや他部署の人との付き合いが山とあります。淡白な付き合いになってしまうのは、仕事の上で仕方のないことでもあります。

しかしお互い面識はなくても、相手に好意的に思ってもらう方法は無限にあります。淡白な付き合いだからこそ、関係が悪くなる時は一瞬です。そしてもう二度と元の関係に戻れなくなってしまいます。

仕事の役割上、外には出られないからと言って、表面上の関係にしかなれない、外に出ている営業職の人たちにはかなわないと決めつけずに、自分に精いっぱいやれるお客様への最高のおもてなしを極めていきたいと思いました。

 

2/21(金)河津の桜

【感想】

日本の文化風情や文化は先人の思いがたくさん詰まった書物のようなものだと思います。読む人ごとに様々な印象を与えます。

また読む時代で、付け加えられたり、消されたり、色をつけたりとその時代に合ったものに変わっていきます。

いずれにしてもその時代時代で大切にされ、愛された文化はその時を生きた人々を熱狂させ、恍惚させたのでしょう。移り行く社会の中で生き続けている文化はどっしりとしているようですが、どこか儚くて、美しい。そんなことも感じられるでしょう。

そんな奥深い文化や風情を心から楽しみたいと思います。

2/20(木)食べられる幸せ

【感想】

この時代に生きている我々は「飢え」に苦しむ経験はほとんどしないでしょう。真夜中にお腹がすけばコンビニに行き、調理不要でレンジで温めれば良いだけの総菜やお弁当にいつでもありつくことができます。

むしろ大量廃棄や飲食店に行っても嫌いなものは残すなどが問題になっているくらいです。

食に困ったことがないゆえに、ありがたみが分からないそんな世の中になっています。最近では作った人の顔が見えるよう、パッケージに工夫がされている商品も見かけます。

食べ物はすべて人の手で大切に育てられ、我々の元に届きます。また命を頂いている行為でもあります。

まずは「いただきます」をどんな時でも心を込めて言える自分になることが大切なのではないでしょうか。

2/19(水) 遠くから山を見る

【感想】

忙しい現代夜会では、仕事の日は家に寝に帰るだけになってしまっている人も多いのではないでしょうか。

家と仕事場の往復では、自分=仕事になってしまい、辛い仕事や上司からの叱責で心が壊れていってしまう人もいます。そういった方は仕事以外に特に趣味や親しい友人に会う時間を作れてはいないのではないでしょうか。

人は依存先が1つしかないとそれが上手くいかなくなった時、自分が丸ごとダメになったように感じてしまいます。自分自身の心を安定させるためには依存先を増やしていって、1つダメになっても、他の依存先で輝けるようにしていくことが大切です。

まずは仕事の優先順位を見直して、心の拠り所を増やしていくことを考えてみてはいかがでしょうか。

 

2月18日(火) 謝罪するのはどちらから

【感想】

人はそれぞれ育ってきた環境があり、その過程の中で培われた価値観で日々を過ごしています。そのため自分は良かれと思ってやっていたことも、相手は不快に思っていたということも珍しいことではありません。

何気なく投げかけたひと言も、伝わり方は人それぞれで、好意的にとらえてくれる人もいれば、非難されているととらえる人もいます。今回のS子さんとK子さんの言い争いは、お互いの価値観の違いが散りに積もって、爆発してしまった結果でしょう。

謝ることは全て自分が悪かったと認めて、周囲の人からの価値も下げてしまう行為のように感じますが、素直に謝れる勇気ある人なんだとむしろ周囲の人からは好感度が上がる行為です。

みんなの価値観が一緒になることは絶対になく、あまりに倫理観から外れた行為でなければ善悪のつけようもありません。

納得できない所もあるかもしれませんが、大人として社会人として素直に謝れる勇気を持ちたいものです。