3/2(月)生涯の手習い

【感想】

 

「年齢を問わず学び続けましょう」これは心に突き刺さる言葉でした。

学生の頃は授業、帰ったら宿題・自主勉強と生活の中に必ず学びがありました。しかし社会人で仕事を終えて、帰宅後勉強している人は何人いるでしょうか。

総務省の平成28年社会生活基本調査によると、日本人就業者の学習時間は1日たったの6分というデータがでています。

平均ですから、勉強している人は長時間しているでしょうし、それ以上に0と言う人が多数を占めていることが分かります

。自分自身どうでしょうか。読書や資格の勉強など自己投資をしているでしょうか。自分自身、多忙な日々に追われて学びが疎かになっていました。

人はいきなり成長できません。爆発的に成長するためには少しずつ積み重ねる努力を怠らないことが大切です。そして大きく成長した自分を思い描き続けることのです。

昨日より少し厚みが増した自分を目指して、日々努力を重ねたいものです。

2/28(金)良薬は口に苦し

【感想】

 

新入社員の頃を思い出すと、先輩によく注意されていたことを思い出します。

しかし勤続年数が長くなり、自分が新入社員を指導する立場になった今感じることは、社会に出れば自分自身のために叱ってくれる人・注意してくれる人は貴重な存在であったということです。

長く勤めていればいるほど、叱ってくれる人は少なくなります。ゆえに最初に注意してくれる存在の方が現れなければ、いつまでも自分の未熟さに気が付かないのです。そして部下ができても信用されず、孤立してしまい、最終的には仕事が面白くなくなり、退社してしまった上司・先輩をみてきました。注意してくれる方がいなかった私の上司・先輩がそうなってしまったのですから、先輩・上司に反発して、聞き入れなかった人の末路はすぐに想像できるでしょう。

客観的に自分がどう見られているのかは、自分自身では絶対に分かりません。注意する方も気持ちがよいものではないし、むしろこの時代勇気がいるものです。

一時の感情で人生を棒に振るようなことはしないようにしたいものです。

 

2/27(木)その場に馴染む

【感想】

 

新年度が近づくにつれ、新入社員や転職者の入社・部署間での異動の情報が出回ってくる頃なのではないでしょうか。

すると異なった環境から来る新入社員の言葉や行動に疑問が出てくることも多くなってくるでしょう。「なぜ決められたルールに従わないのか」そんなことが頭をよぎるはずです。

自分でルールを作ってしまう方の特徴として、なぜそのルールが作られたのかを知らないということが多いのではないでしょうか。例えば工場のプレス機の安全装置を効率が悪くなるからという理由で解除してしまった社員がいたとします。その社員は効率だけを求めて、勝手にいらないと思っている機能は解除しまおうという浅はかな考えしかありません。

しかし安全機能がついているということは、長い歴史の中で誰かがその機械によって損害をうけてしまった過去があったからです。「そのような事例があったから」と最初に説明があれば、勝手な安全機能の解除はしないはずです。

もし自分自身が部下を指導する立場であったなら、頭ごなしに禁止行為を教えるだけではなく、なぜ禁止行為になったのかをしっかりと伝えてあげる必要があるのではないでしょうか。

 

2/26(水)予想外の出来事

【感想】

 

今回の主人公であるDさんは大変優秀な方であるとこの話をみて一番に感じました。

工事現場の急な仕様の変更や追加工事、工期の短縮は敏腕な技術者でないとできないことです。上司はその能力を認めているからこそ、Dさんに引き継ぎをお願いしたのだと思います。

部下の失敗は上司の失敗でもあります。適材適所という言葉があるように、上司は部下の能力を見てどこに配置するかを考えるのが仕事です。適当な場所に適切な部下を送り込まなければ、いけない役割なのです。

自分がDさんだとしたら、とても喜ばしいことです。難しい現場でさらに成果をあげられれば、まわりからの評価も上がり、自分のステップアップにも繋がります。

一度自分の仕事を見直してみて、入社して結構立つけれど、大した仕事を任せてもらえていないと感じたならば、もしかしたら自分の頑張りが、上司に伝わっていないのかもしれません。まずは職場での自分の立ち位置を見直してみたら、いかがでしょうか。

 

2/25(火)食生活環境を見直す

【感想】

 

仕事をするうえで、食事は一番大切なことと言っても過言ではないかもしれません。人間は食べることでしか、栄養を摂取することができません。今はコンビニや24時間営業の飲食店も増えてきて、食に困らないこともあり、食べることが作業になってしまっている人も多いでしょう。食べることをおざなりしていては1日の生活もメリハリもなくなります。そしていつの間にか生きることが作業と化してしまっている人も珍しくないのではないでしょうか。また誰かと食事をしていると、体には食物からの栄養を、脳には相手からもらった情報の栄養を補給できます。その相乗効果で自分のモチベーションも上がり、仕事も意欲的になります。その機会をみすみす逃しているのはもったいないことです。限られた時間の中で、効率よく体にも脳にもそして心にも栄養を行き届けるために、まず周りに誰かいれば誘って一緒に食べる、いなければいったん仕事から離れて、外食をしたりデスクではない別の場所で食べるなど工夫していきたいものです。

2/24(月)サメの歯と人の歯

【感想】

 

「まぁなんとかなるだろう」・「たぶん大丈夫だろう」という言葉で1日1回何かしら自分を許してしまっているのではないでしょうか。【仕事が時間内に終わらなかった。明日やれば何とかなるだろう。】【健康診断で引っかかってしまった、最近は不規則な生活だったし。まぁ今忙しかっただけだったから次の健康診断では大丈夫だろう】人は慣れてしまうと、意識すらしなくなります。しだいに仕事が時間内に終わらないことが当たり前になり、お客様に迷惑をかけてしまう事態になります。「大丈夫だろう」は時限爆弾と同じです。必ず爆発して、自分自身が積み上げていったものが一気に吹き飛びます。すぐに処理、対処すればこんな事態にならなかったと後悔しても後の祭りです。社会人としてそのような事態に陥ってしまうのは、恥べきことであります。何にしても後始末をしっかりして1日を終わらせてたいものです。

2/23(日)達成感

【感想】

 

一歩、一歩着実に歩くというのは人が成長するうえでとても大切なことで、学生時代の勉強で身をもって経験しているはずです。足し算・掛け算がままならない人がいくら頑張っても、分数や面積の問題を解けるようにはなりません。しかし社会に出ると基礎知識がない状態で、仕事を任されることが多いです。パソコンの知識がない人が上司から「〇〇日にAクライアントのコンペがあるから資料つくっておいて」と頼まれたとします。パソコンすらまともに触ったことないのに、パワーポイントを使って資料を作るというのは、まさに小学1年で習った知識しかない状態で中学数学の問題を解くくらい無謀な話です。人は一歩一歩着実に積み上げることしか、成長する方法はありません。いきなりレベルが上がることなんて、ないのです。自分のキャパを超える仕事が、いきなり舞い込んできてしまうことを防ぐためには、仕事をしていて先輩がこんな仕事をしている、もしかしたら次は自分にその仕事が回ってくるかもしれないと常にアンテナを張っておくことが大切で、先回りして学習しておけばそのような心配がなくなります。その姿勢が身についていれば、周りからの評価も上がります。自分の足元と未来を見つめて、その間を埋める道を着実につくっていきたいものです。